この記事では、総合商社で英語力が求められる理由、新卒とキャリア採用それぞれで求められる英語力とTOEIC®スコアの目安を解説・分析していきます。
特に総合商社では他の業界の企業よりも海外駐在や海外出張の機会が多いため、英語力が必ず必要になります。
それぞれの商社の特徴や年収、英語力なども含めて解説していきます。
各商社の求めるTOEICスコア
2023年最新版の公開されている「国内エアライン会社の求めるTOEICスコア」一覧になります。
企業・職種 | TOEICスコア | 詳細 |
---|---|---|
ANA (客室乗務員) | 600点 | 詳細はこちら> |
JAL (客室乗務員) | 600点 | 詳細はこちら> |
ANA (グランドスタッフ) | 600点 | 詳細はこちら> |
スターフライヤー (客室乗務員) | 600点 | 詳細はこちら> |
スカイマーク (客室乗務員) | 600点 | 詳細はこちら> |
最新版のデータから分かることとしてはTOEICスコア600点が1つの目安となりそうです。
またTOEICスコアの証明書が提出書類として必要な企業もあります。
したがってTOEIC600点は必ずクリアしたいスコアになります。
下記は海外のエアラインの英語力・TOEICスコアのまとめになります。
企業・職種 | 英語力 | 詳細 |
---|---|---|
Singapore Airline (客室乗務員) | Fluent in English | 詳細はこちら> |
Vietnam Airline (中途採用) | TOEIC 700 or higher | 詳細はこちら> |
TOEIC600点は1つの目安?
国内の航空会社のキャビンアテンダントの採用で求められる英語力は一般的に「TOEICスコア600点以上」と言われています。
しかし実際の業務にあたり、TOEICで図ることができる「Reading」「Listening」以外でコミュニケーションの部分が重要になってきます。
海外の航空会社では、英語力やTOEICスコアのような記載がなく、「Fluent in English」のような記載が多くあります。
各航空会社の求めるTOEICスコア
ここからは具体的に各航空会社の募集要項に記載があった英語力・TOEICスコアを確認しながら就職難易度や英語の学習について解説していきます。
ANA(全日空)客室乗務員
日本を代表する航空会社であるANA(全日空)の客室乗務員について詳しく見ていきましょう。
現在は日本のナショナルフラッグシップはANAになります。
企業名 | 全日本空輸株式会社/ANA(ALL NIPPON AIRWAYS CO., LTD.) |
本社 | 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター |
発足 | 2012年(平成24年)4月2日 |
資本金 | 25,000百万円 |
従業員数 | 12,803名(2023年3月31日現在) |
主な事業内容 | 定期航空運送事業 不定期航空運送事業 航空機使用事業 その他附帯事業 |
ANAの客室乗務員の新卒採用で必要なTOEICスコアについては下記のように記載されています。2021年3月時点の募集要項ですが、TOEICの必要スコアが明記されています。
応募資格
ANA新卒採用の募集要項
TOEIC600点程度以上の英語力を有すること。
結論として、ANAの客室乗務員の新卒採用のTOEIC最低スコアは600点になります。若干気になるのは“600点程度”とある程度の幅を持たせている点です。